もう日焼け対策は年中必要なほど紫外線が多くなっている最近ですが、今回は食品やさんが作った植物ベースの日焼け止めを調べてみました。
先日はアネッサを取り上げました。アネッサは紫外線吸収剤が入っているから強力な日焼け止めとして人気ですが、では”自然派”と言われているものには紫外線吸収剤は入っていないのでしょうか?
日焼け止め・UVケア ランキング
日焼け止め・UVケアの中でも今人気なのは、日常的に使える安価なビオレ、そして自然派ながらSPF50+の日焼け止めです。
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自然派日焼け止めで人気はタマ食コスメの”ひにまけぬ UVクリーム”。何でも食品屋さんが作った植物と果物成分が入った肌に優しい日焼け止めだとのこと。
こんな商品です。
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ひぬまけぬUVクリーム 紫外線吸収剤は入ってる?
私は以前、紫外線吸収剤で顔が腫れ上がった経験があるので、日焼け止めはできるだけ紫外線吸収剤を使っていないものを使いたいと思ってます。
自然派とか植物や果物成分が入ったタイプの日焼け止めは、”肌に優しい”、”紫外線吸収剤不使用”というイメージがありますが実際にはどうなんでしょう?
紫外線吸収剤ってどんな成分?
紫外線吸収剤は肌の上で紫外線を吸収するスポンジのようなもの。肌の中に入る前に、肌の上で紫外線を吸い取り、肌の水分を使いながら熱に化学変化させ、身体の外に排出する仕組みです。その熱に化学変化を起こす時に肌に刺激を与えて炎症の原因になるようです。
紫外線吸収剤として使われる可能性のあるものは32種類あると言われています。
中でも使用頻度が高い紫外線吸収剤には・・・
●t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
●ジエチルアミノヒドロキシゾイル安息香酸ヘキシル
●エチルヘキシルトリアゾン
●メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
●サリチル酸フェニル
などです。
ただ、紫外線吸収剤は白浮きせず、密着度が高いため紫外線を防ぐ効果はかなり高く、紫外線からの肌への影響を防ぐ意味では散乱剤よりも効果的なようです。
ひにまけぬUVクリームの成分は?
ひぬまけぬUVクリームに入っている成分にはこのようなものがあります。
水、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、BG、シクロペンタシロキサン、メタクリル酸メチルクロスポリマー、エタノール、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ポリシリコーン-14、スクワラン、トコフェロール、ヒマワリ種子エキス、ダイズタンパク、ヒバマタエキス、加水分解酵母エキス、ウンシュウミカン果皮エキス、タチバナ果皮エキス、セイヨウトチノキ種子エキス、フェノキシエタノール、ライチー果皮エキス、ブドウつるエキス、ダイズ種子エキス、オクラ果実エキス、ハトムギ種子エキス、イソノナン酸イソトリデシル、イソステアリン酸PEG-8グリセリル、ラウレス-9(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)、コポリマー(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))、クロスポリマー、AMP、ポリソルベート60、グリチルレチン酸ステアリル
上記の赤字になっている成分、
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
が紫外線吸収剤です。
ひにまけぬUVクリームは安全なの?
多くの紫外線吸収剤を使っている日焼け止めには、肌に直接触れないように吸収剤をシリコンでカプセル化しています。
シリコンは水に強いこともあり、ウォータープルーフ効果も高くなります。
ひにまけぬUVクリームは紫外線吸収剤を使用していますが、やはり直接肌に触れないようにカプセルで包み込んでいます。その包み込んでいる成分に大きな特徴があります。
シルク
ひぬまけぬUVクリームの中の紫外線吸収剤のカプセル化には、シルクが使われています。恐らく、シリコンと一緒に使われていると思われます。
シルクは言わずと知れた繭から取ることができます。繭の中ではかいこが幼虫から成長していくのですが、その過程で繭の中は外的や紫外線からかいこを守るべく、必要な成分が含まれています。なので、繭から取られたシルク自体にも紫外線を防ぐ効果があるというワケです。
ひぬまけぬUVクリームでは、紫外線吸収剤のカプセル化にすらシルクという、紫外線から肌を守る成分が使われているんですね。
ただ、紫外線吸収剤が化学変化を起こさせる仕組み自体は変わりないので、絶対に安全!!とは言いきれないところです。
ひぬまけぬUVクリーム 購入者の声
今人気のひぬまけぬUVクリームは、どんな使い心地なんでしょう?
ちなみに、レビュー件数は1,100件以上で、総合評価は4.3以上でした。
では、実際にひぬまけぬUVクリームを購入された方々の感想・口コミを見てみましょう。
<ここがいい!>
☆アトピー肌で荒れていますが刺激がなくよかったです!
☆SPF50ですが、全然肌トラブルなしで使えています!敏感肌で、試したUVカット剤はほぼ使用できず、困っていたんです。ちょっとお値段が高いですが、又リピしようと思っています
☆生まれつきのアトピーです。「30度以上のお湯で落ちる」という売り文句は半信半疑でしたが、シャワーだけで溶けるように落ちました!!!! ごしごしと肌をこする必要も無いので肌を痛めないですし、肌荒れもありません。
☆超敏感肌とアトピーのコンボです。かゆみも出ず、肌への圧迫感も全くなくて、大変助かりました。日焼け止めに被れがちな私でも大丈夫だったので、敏感肌の方には自信をもってオススメいたします。
☆アトピー持ちの日光過敏ですが、アトピーで肌荒れ気味、顔に赤みが出てる状態で使ってみましたが白浮きせず、乳液でも塗ったかように逆にしっとりしました。ベタベタもしません。化粧下地代わりにしても大丈夫でした。
☆肌が敏感なので、今までの安い日焼け止めクリームはつけた瞬間に肌が老化するのがわかりそうなほど、私の肌には合わなくて・・・。試しにこちらの製品を使ってみたところ、付け心地が軽く、肌に負担が少なくてとても良い使用感でした!時間が経っても日焼け止め特有の肌に張り付いてシワやシミになりそうな膜って感触にならなくて、本当に乳液を付けたような使用感です。これは本当にいい!
<ここが残念>
★テクスチャーは軽く、敏感肌の私でも問題なく使用できました。ただやはり落ちやすい感じはあるので、真夏の汗をかきやすい季節に化粧下地としてはどうかなというところです。崩れが…
★容量を増やすか、値段がもう少し安ければ嬉しいです
★私の肌には合わず、ピリピリしてしまいました。
合う、合わない、両者の意見がありますね。また、肌につけるものも食べるものもそうですが、その日の体調や気分、天気などによっても変わります。パッチテストはマスト。パッチテストで問題なくても、頬と腕では光の当たる量も違うので100%というには心もとなさが伴います。
パッチテストのコツ
肌につけるものについて、これは化粧品やスキンケア商品だけでなく、シャンプーなどもそうですが、パッチテストは行って無駄なことはありません。
ただ、特に日焼け止めやUV成分に敏感な方の場合は次の方法をオススメします。
日焼け止めを腕の内側に塗り、紫外線を浴びる
この”紫外線を浴びる”という行動が肝心です。
紫外線吸収剤であれ、散乱剤であれ、何のために塗るかというと、もちろん、紫外線から肌を守るため。そのクリームやジェル自体が肌に合うか合わないかはつければわかりますが、次に、紫外線を浴びた時に使っている日焼け止めがどのように自分の肌の上で働くのか、紫外線を浴びた時にしか起きないことが自分の肌にどんな影響を及ぼすのか?
これは実際に日焼けする可能性のある状況に置かれないとわかりません。また、紫外線の量も町中と海辺では違います。
どこで、この日焼け止めを使うのか?
ということを前提にしてパッチテストをすることをおすすめします。
さいごに
私が日焼け止めに望むことは
1.日焼け止め効果
2.落としやすさ
3.肌との相性
です。
口コミを見る限り、ひぬまけぬUVクリームは高い日焼け止め効果を持ち、お湯でも落とせる軽さの両方は持っているとわかりました。あとは私との相性ですね。
メルカリで安く買えて試せたら・・・と思ったのですが、ほぼ完売!
逆に買って合わなかったらメルカリで引き取ってもらえるってことですね・・・